2025年8月に発売された エギ王K「オレンジパープル」。オレンジヘッドと紫カラーを組み合わせた、注目の限定カラーです。
見た目はTRシンカーのオレンジヘッドを付けたパープルシャドウやマリアナモンスターのようなカラーになっています。
さらに今回は 初のTRを意識したカラー で、しかも数量限定。発売直後からネットショップでも人気が高まっています。
この記事では、オレンジパープルの特徴や似ているカラーとの違いをわかりやすく解説します。
オレンジパープルとは?

オレンジパープルは、2025年8月に新発売されたエギ王Kの限定カラーです。
今回始めてエギ王KにTR(ティップラン)向けのカラーが発売されました。
その特徴はなんといってもオレンジのヘッド。
同時に発売されたパープルケイムラは、名前の通りケイムラボディに対して、オレンジケイムは通常の紫カラーになっています。
一方で、オレンジパープルには紫のボディにオレンジのヘッドが採用されており、同時に発売されたパープルケイムラやパープルブルーとはまったく別のエギとなっています。
今回の発売で初めてTRカラーが採用されたという点が非常に話題になりました。
TRモデルはティップラン専用のため、通常はショアモデルに展開されないカラーが多いですが、それをKモデルに落とし込んだのは珍しいケースです。
号数展開は2.5号、3.0号、3.5号で、シャローやスーパーシャローはありません。
限定生産のため、再販の予定も公表されていません。欲しい方は、早めに確保しておくのが安心です。
似ているカラーとの違い
パープルシャドウとの違い

パープルシャドウは、布が紫色で ボディも単純な紫テープ です。
主に夜間で安定した釣果を出すカラーです。
一方、オレンジパープルも同様にボディが単純な紫テープになっています。
そのため、ケイムラや490グローのように自発光することはありません。
では、どこに差があるかというと見た目の通りエギのヘッド(頭)がオレンジになっている点です。
ヘッドがオレンジになっていることで、アングラーからの視認性が非常に良く、特に日中のサイトフィッシングでエギを目視確認することができるため、
エギを見失わなず、的確にチェイスしているイカを見つけることができます。

同じ布色ですが、ヘッドの有無で想定される使用シチュエーションが異なります。
マリアナモンスターとの違い

マリアナモンスターも紫系の布を使ったカラーですが、ラメ感が強く、水中でのフラッシングが派手 なのが特徴です。
一方、オレンジケイムラは光り方が控えめで、よりナチュラル寄りにアピールします。
澄潮やスレた個体に効きやすく、マリアナモンスターよりも状況を選ばず使いやすいです。
オレンジケイムラが効くシチュエーション
日中

日中の透明度が高い海や藻が多いエリアでは、派手すぎるカラーは警戒されがちです。
例えば同じカラーのマリアナモンスターには金のラメが入っており、イカにとってアピールが強いです。
一方で、オレンジパープルは紫テープがメインであり、そこまでアピール力は強くないため、
警戒心が高いイカにもナチュラルにアピールができます。
さらにヘッドがオレンジになっていることから、アングラーからの視認性が良いことが最大の特徴です。
紫や赤系のカラーを日中のサイトフィッシングで使うとエギを見失うことがありますが、このオレンジパープルはヘッドがオレンジになっているため、視認性が非常に良く、紫ボディでありながら、アングラーにとってコントールしやすいエギになっています。
夜間

紫テープの強みはなんといっても夜間です。
夜のイカに対して、ナチュラルにアピールできるのが特徴です。
軍艦グリーンなどの赤テープも夜間に強いことは有名ですが、紫テープは赤テープよりもナチュラルにアピールが可能です。
赤系で反応しないイカに対して、このオレンジパープルが有効になります。
人気の理由を分析
オレンジパープルは、発売直後からネットショップや店舗で注目度の高いカラーです。なぜ多くのエギンガーがこのカラーを手に取るのでしょうか。
ここでは、人気を支える4つの理由を深掘りしていきます。
紫カラーの実績

紫系カラーは、エギングシーンにおいて長年支持されてきた「安定株」です。
澄潮でも濁り潮でも対応しやすく、派手すぎない見た目で警戒心の強いイカにも効果を発揮します。
軍艦グリーンなどの赤テープが夜に強いことは有名ですが、紫テープも同様に夜に効果的です。
特にベテラン勢からは「紫は外さない」という声も多く、釣果実績の積み重ねが、そのまま信頼度につながっています。
パープルケイムラは、この紫系の持つ万能性に加えて、ケイムラ発光という武器がプラスされている点が魅力です。
エギ王Kに初めてのTRカラー

TR(ティップラン)モデルは、主に船から狙うティップラン専用エギで、
ショアエギング用のカラーとはラインナップが異なります。
今回のパープルケイムラは、このTRカラーが初めてエギ王Kに採用された事例。
普段はTRユーザーしか手にできないカラーが、ショア派にも使える形で登場したことで話題性が一気に高まりました。
限定販売による希少性

パープルケイムラは数量限定での生産です。
この「今しか手に入らない」という条件は、市場でも購買意欲を強く刺激します。
秋の新子シーズンが始まると人気カラーはシーズン途中で完売するケースも多く、釣り仲間との会話で「もう売ってなかったよ」と聞くと、一層入手意欲が高まる傾向があります。
今回のオレンジパープルも同様の流れになると予測しており、特に紫系は複数本まとめ買いする人も珍しくありません。
発売1週間の在庫状況

発売からまだ間もないにも関わらず、ネットショップではすでに品薄になっています。
金額が高め(1500円以上)のショップにはまだ残っているみたいです。
でも秋イカシーズンが始まると、その在庫もいつか無くなるかもしれないです。
こうした在庫状況はSNSや釣具店での情報共有によって広がり、「無くなる前に買っておこう」という心理を加速させます。
入手性と今後の予想
パープルケイムラは、発売直後の現在こそ比較的入手しやすい状況です。
数量限定という条件を考えると、この状態がいつまで続くとは限りません。
発売直後の状況

発売から数週間は、全国の釣具店や大手ネットショップで在庫を見つけやすい状況です。
ただし、人気の高い2.5号と3.0号は動きが早いと予測しており、実際に2.5号はネットショップ及び一部店舗で欠品が出始めています。
同時発売の他2色と比べても、パープルケイムラは売り切れが多いですです。
メルカリやヤフオクでは、発売直後のため大きなプレミア価格はついていません。
しかし、秋イカシーズンになると出品が減り、価格が上がる傾向があります。
過去の限定カラーを振り返ると、需要の高いカラーはネット市場でも高く取引されており、定価もしくは定価に近い価格で入手することは困難な状況です。
シーズン終了後の品薄リスク

秋〜冬シーズンを通じて消費されるため、年末から翌年春にかけては在庫が大きく減る見込みです。
特にエギ王Kはロングセラーで使用者が多いため、同じ号数を複数本まとめ買いするケースが目立ちます。
またパープルケイムラは限定生産であるため、次のシーズン開幕時には市場から姿を消す可能性が高く、
フリマサイトでプレミア価格の商品を買う以外に入手方法はなくなると予測しています。
また、公式で今回のカラーは限定であると明記されており、このまま終売されていると予想されます。
一方で今回のTRコラボカラーはパープル系で非常に人気が高いため、
市場からすぐに在庫がなくなると思います。
このため、「欲しいと思ったときが買い時」 というのが実情です。
オレンジパープルも間違いなく買い

オレンジパープルは、紫系カラーの安定感とオレンジヘッドの視認性を兼ね備えた限定モデルです。
ここまでの内容を振り返りながら、最終的な評価をまとめます。
オレンジパープルは、パープル系によくある悩みの一つである視認性の悪さを解消したエギです。
紫カラーを持っていないのであれば当然おすすめですが、サイトフィッシングをする機会が多い人にとっても視認性が良いため、非常におすすめのエギになっています。
在庫が安定しているのは発売から間もない時期だけです。
少しでも気になる場合は、早めの購入がおすすめです。