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エギの号数は釣果に直結する大事な選択。でも「どのサイズを選べばいいの?」と迷う方も多いのでは?この記事では、エギ王シリーズを中心に号数の違いと選び方をやさしく解説します!
この記事では、エギ王シリーズを基準に「2.5号・3.0号・3.5号」の違いと使い分けを徹底ガイド。
季節や状況によって、どの号数が有利になるのか?その理由は?
初心者でもすぐに理解できるよう、図解・実例・おすすめモデルも交えてやさしく解説していきます!
号数の違いで釣果が変わる?|まずは基本を押さえよう

号数による性能差は、思っている以上に釣果に影響します。
「重さ・沈下スピード・潮受け・アクション幅」などが変わるため、狙う水深やイカのサイズに合っていない号数を選ぶと釣れない原因にもなります。
ここではまず、号数の意味や仕組みを整理していきましょう。
そもそも号数とは?重さとサイズの関係
エギの「号数」は、基本的にエギの長さ(ボディサイズ)と重さを表しています。
号数 | ボディ長(目安) | 重量(目安) |
---|---|---|
2.5号 | 約10cm前後 | 約10g〜13g |
3.0号 | 約11〜11.5cm | 約15g〜17g |
3.5号 | 約12〜13cm | 約20g〜23g |
※重量はヤマリア公式ページを基に記載
ただし、モデルによって微妙に数値は異なります(例:エギ王KとLIVEでは重さや沈下速度が違います)。

サイズが小さいほど水の抵抗が少なく、ゆっくり沈む・小さな波動で誘えるといった特性があります。
逆に大きい号数は重くて早く沈み、広範囲を手早く探れるのが特徴です。
各号数の沈下スピードと適正水深
エギ選びで重要なのが沈下スピード。
下記はエギ王シリーズにおける沈下の目安です:
号数 | 沈下速度(例:K/LIVE) | 適正水深(目安) |
---|---|---|
2.5号 | 約5秒/1m(K)、約5.5秒/1m(LIVE) | 〜5m前後 |
3.0号 | 約3秒/1m(K)、約5.5秒/1m(LIVE) | 5〜10m前後 |
3.5号 | 約3秒/1m(K)、約3.5秒/1m(LIVE) | 10m〜深場対応 |
※沈下スピードはヤマリア公式ページを基に記載
ゆっくり沈む=アピール時間が長いので、プレッシャーが高い場面やサイト狙いには2.5号が有利です。
一方、風や潮が強い状況では3.5号の速沈タイプが使いやすくなります。
初心者がやりがちな「なんとなく3.5号」の落とし穴
釣具店の棚でよく見かけるのが3.5号。
確かに定番サイズですが、「なんとなく一番無難だから」と3.5号だけで通すのはNG!
例えば:
- 浅場で潮が緩いエリアで3.5号を使うと、沈みすぎて根掛かりリスクが高まる
- 秋の新子を3.5号で狙うと、スレて見切られることが多い
- ナイトゲームでシルエットが大きすぎて逆効果になることも
こんな場面では、2.5号や3.0号に変えるだけで釣果が激変することもあります。
号数選びの際に注意したいこと
- 2.5号に対応しているのはK、LIVE、Search(TRには2.5号なし)
- 4.0号に対応しているのはKのみ
- シャロー・スーパーシャロー(S/SS)はK・LIVEにのみ展開(Search・TRには無い)
- TRはティップラン専用設計なので、ショア(陸)からは使いにくい
2.5号はこう使う!|新子狙いの切り札に

2.5号はエギ王シリーズの中でももっとも軽量&小型の部類。
その特性から、主に「秋の新子シーズン」に力を発揮する号数です。
沈下スピードがゆっくりで、波動も控えめ。
スレた新子や警戒心の強い個体に“違和感なくアプローチできる”のが最大の魅力です。
秋序盤の新子攻略に最適
9〜10月の序盤は、まだまだアオリイカのサイズが小さく、2.5号との相性が抜群。
大きなシルエットのエギだと見切られてしまう場面でも、2.5号なら自然に抱かせやすいんです。
特に日中のサイトフィッシングでは、軽さと視認性のバランスが取れた2.5号が頼りになります。
潮が緩い浅場やクリアウォーターでも活躍
潮が緩やかで流れがほとんどないポイントでは、3.5号だと沈みすぎて根掛かりしてしまうことも…。
そんなときは、2.5号のゆっくりと落ちるフォール性能が強い味方になります。
また、海水が澄んでいる場面では強い波動よりもナチュラルな誘いの方が効くため、波動が弱い2.5号が有利になる傾向も。
おすすめモデル&カラー(2.5号)
2.5号に対応しているモデルは主に次の2つです:
- エギ王LIVE 2.5号:フォール姿勢が安定し、テンポよく誘える万能タイプ
- エギ王Search 2.5号:音と波動でアピール、広範囲に探れる仕様
秋の定番カラーとしては「ムラムラチェリー」や「軍艦グリーン」など、視認性とナチュラルさを両立したカラーがおすすめです。
3.0号の実力とは?|バランス型で対応力◎

「2.5号じゃ軽すぎる。でも3.5号だとちょっと沈みすぎる…」
そんなときに活躍するのが3.0号のエギです。
沈下スピード・飛距離・アクション幅のバランスが非常に良く、潮の流れが穏やかな日中〜夕マヅメなどで最も使いやすい号数です。
水深5〜10m・潮が緩いエリアにベスト
3.0号の沈下スピードは、モデルにもよりますが約3.5〜4.5秒/1m程度。
5〜10m前後の中層〜ボトムをしっかり丁寧に探るのに適したサイズです。
「3.5号では速すぎる」「2.5号では届かない」ような微妙な水深・潮の場面で真価を発揮します。
ナチュラルに攻めたい中級者向けサイズ
3.0号は操作感が軽すぎず重すぎないため、しゃくりのテンポも自由自在。
中級者以上で、フォール姿勢や動きを細かく調整したい方にとっては非常にコントロールしやすい号数です。
特に、人が多いポイントでのスレ対策や、ナイトゲーム前の薄暗い時間帯では、絶妙な存在感で差をつけられることも。
おすすめモデル&カラー(3.0号)
3.0号に対応しているモデルは以下のとおり:
- エギ王K 3.0号:潮流が効く場面でも安定したフォールで狙える
- エギ王LIVE 3.0号:スローな誘いに向いた汎用モデル。秋〜春まで使える
- エギ王Search 3.0号:音と光で高活性イカを狙える「攻め型」
- エギ王K シャロー 3.0号:浅場やスレ対策にも
おすすめカラー例:ブルーポーション(澄み潮)・ピンク系(曇天)・オレンジゴールド(日中)など、状況に合わせて使い分けると効果的です。
3.5号はこう選ぶ!|最も定番で汎用性が高い号数

エギ王シリーズにおいて最も多くのモデル・カラーが揃っているのが3.5号です。
「まずは1本選ぶなら3.5号」という声も多く、全国のエギンガーにとっても定番中の定番。
遠投性・フォールスピード・アピール力のすべてが高く、潮の流れが強い場所や深場でもしっかり狙える点が魅力です。
深場・潮流のある場面に最適
3.5号の沈下速度はモデルにもよりますが、おおよそ2.5〜3秒/1m。
潮が動いているエリアや、水深10m以上のポイントでは着底感も明確で、操作感に安心感があるサイズです。
また、風が強い日や波がある状況でも、水中で安定しやすく、アクションがブレにくいのも利点です。
広範囲を手早く探れる「主力サイズ」
「とりあえず広く探りたい」「アタリのあるゾーンを早く見つけたい」というとき、3.5号は抜群の効率を発揮します。
- よく飛ぶ=遠投性が高い
- よく沈む=サーチスピードが早い
- よく見える=アピール力が強い
つまり、釣り場に着いてまず投げる“ファーストエギ”として理想的なんです。
おすすめモデル&カラー(3.5号)
3.5号に対応しているモデルは非常に豊富です:
- エギ王K 3.5号:潮流がある場面でのフォール安定性に優れる万能タイプ
- エギ王LIVE 3.5号:オールシーズン対応の軽快モデル。ドリフトやナイトにも
- エギ王Search 3.5号:高活性なイカを狙うテンポ重視のエギ
- エギ王K/LIVE シャロー・スーパーシャロー 3.5号:遅沈モデルでスレ対策にも
- エギ王TR 3.5号:ボートからのティップラン専用。フォール超速
おすすめカラーは非常に幅広く、釣行シーズンや天候によって選択肢も豊富。
迷ったら「軍艦グリーン」「ムラムラチェリー」などの人気定番色から試してみるのがおすすめです。
号数は季節で使い分けよう|春夏秋冬の選び方と注意点
エギの号数は、そのとき釣れるアオリイカのサイズや活性、水温、潮流などに大きく影響されます。
つまり、「いつも同じ号数」では釣果に差が出るんです。
ここでは季節ごとに適した号数と、その理由をわかりやすく解説していきます。

春=3.5号中心。産卵期の大型狙いがメイン
春はアオリイカの産卵期で、メスを追うオスも含めてサイズが大きくなります。
使用するエギはアピール力が高く、遠投性と操作性に優れた3.5号が基本。
水深も10m以上のポイントが多く、3.5号の沈下スピードが活きます。
夏=小型〜中型対策に3.0号がハマる
夏はアオリイカの釣果が落ち着く「中だるみシーズン」ですが、場所によっては中型の個体も出現します。
潮が緩くなることも多いため、操作性が高くて沈みすぎない3.0号がベター。
朝マヅメや日陰のエリアなど、一瞬のチャンスを逃さない号数選択がカギです。
秋=新子狙いに2.5号が大活躍
秋はアオリイカの新子シーズン!サイズが10〜15cmほどと小さいため、2.5号の出番が多くなります。
特に9月中旬〜10月上旬は、大きなエギでは見切られることが多く、沈下の遅い2.5号でナチュラルに誘うことが釣果アップの鍵になります。
冬=潮の動きと深さに合わせて調整
冬は活性が下がり、フォールスピードの工夫が必要になるシーズン。
水温が低く、ボトム近くにイカが定位していることも多いため、3.5号で素早く沈めるパターンも有効です。
一方で、活性が極端に落ちている場合は、フォールを遅らせて長く見せる=3.0号 or SSモデルなど、柔軟な選択が求められます。
号数選びで迷ったら?|タイプ別おすすめチャート
「どの号数を選べばいいか分からない…」
そんなときは、釣り場の状況・季節・ターゲットサイズをざっくりとイメージするだけでも、号数の選び方がグッとわかりやすくなります。
ここではよくあるシチュエーション別に、最適な号数をサクッと選べるチャート形式で紹介します。
🔽タイプ別号数チャート
状況・目的 | おすすめ号数 | 理由・ポイント |
---|---|---|
新子を狙いたい(秋) | 2.5号 | スレにくく、軽い波動で抱かせやすい |
潮が緩くて浅場(サイト狙い) | 2.5〜3.0号 | 根掛かり回避&フォール時間を稼げる |
水深5〜10m程度・やや流れあり | 3.0号 | 操作性と沈下スピードのバランス◎ |
潮が効いている/風が強い | 3.5号 | 飛距離&フォール安定性が高い |
深場(10m以上)で大型狙い | 3.5号 | 着底がわかりやすく、主力級サイズ |
日中に広範囲をテンポよく探りたい(秋) | 3.5号 | サーチ力が高く、手返しも良い |
✅迷ったらこれだけは持っておこう!
エギングにおいて「3.0号+3.5号」の2本持ちが基本ライン。
秋に関しては2.5号も加えておくと対応力がグッと上がります。
エギ王シリーズはモデルごとの特徴も明確なので、「号数 × モデルの組み合わせ」を意識して選ぶのが、釣果アップの近道です!
まとめ|号数で変わるエギ王の世界を楽しもう

エギの号数は、ただの「サイズ違い」ではありません。
沈下スピード・飛距離・波動・シルエットといったアピール力に直結し、イカの反応に大きな差を生みます。
この記事で紹介したように、号数にはそれぞれ役割があります:
- 2.5号:秋の新子・浅場・スレイカ対策に
- 3.0号:中層攻略・バランス型として万能
- 3.5号:深場・潮流・サーチ力に優れる主力モデル
釣行前に「どんな状況か」「どんなサイズを狙うか」をイメージして、
状況に応じた号数を選べるようになると、エギングはもっと楽しく、もっと釣れるようになります!
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