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釣れない夜に効くエギ王K「パープルシャドウ」はなぜ今でも選ばれるのか?

2025年6月22日

夜釣りといえば、「光るエギを使えば釣れる」というイメージがあるかもしれません。
実際、発光系エギはイカを惹きつける強力な武器です。ですが、その光が強すぎるせいで、スレたイカが逃げている可能性があります。

そんなときこそ出番になるのが、エギ王K パープルシャドウ
紫テープと紫ラメ布による控えめな発光で、プレッシャーのかかったイカをじっくりと誘います。

しかし、パープルシャドウは現在全サイズが廃盤済みとなっています。在庫限りとなった今、入手できるうちに押さえておきたい1本です。

カラー構成からわかる「釣れるメカニズム」

パープルシャドウ

パープルシャドウの最大の特徴は、紫テープ×紫ラメ布という「控えめだけどしっかりイカに届く」配色構成です。
夜間やマズメといった低光量下でも存在感を出しつつ、スレたイカに違和感を与えないという絶妙なバランスを実現しています。

紫テープは静かに発光

パープルシャドウ

紫テープは、赤や緑のように強く発光しないため、夜間の常夜灯下や曇天時でもギラつかず自然に見えるのが特徴です。
イカが神経質になっているときでも、違和感を最小限に抑えてアプローチすることができます。

派手に光らせて寄せるのではなく、「そっと近づいて抱かせる」ためのカラーです。

紫ラメ布は濁り潮・深場に最適

パープルシャドウに使用されている紫ラメ布は、過度に反射しない自然な煌めきがあります。とはいえ、光を拾いやすく、シルエットはしっかり残るため、濁り潮や深場でも一定のアピール力を発揮します。

しかも、ピンク布のような派手さがない分、スレ個体にも通用しやすいのが利点。

釣れるシチュエーション

パープルシャドウは、どんな状況でも万能に使えるわけではありません。
しかし、「条件がハマればこれしかない」と言えるほど、特定のシチュエーションにおいて強烈な効果を発揮します。

以下では、実際に釣れる3つのシーンを紹介します。

夜間・常夜灯のある港

最も効果的なのが夜間の漁港・港湾部です。
特に常夜灯がある場所では、光に集まったイカが強発光のエギにスレていることがよくあります。

そんなとき、パープルシャドウは

ポイント

  • 紫テープによる控えめな光量
  • ラメ布の落ち着いた反射
  • 警戒心を刺激しないシルエット重視の見え方

という特徴から、「他のエギでは見切られるが、これだけは抱いてくる」場面を生み出します。

曇天やマズメ時の低光量タイム

日中でも、曇天や朝夕マズメのローライトタイムでは、パープルシャドウが活躍します。
これらの時間帯は紫外線発光系(ケイムラ)が効きにくくなる反面、シルエットや反射による視認性が重要になります。

パープルシャドウは

ポイント

  • ラメ布が水中で微細な煌めきを演出
  • 違和感のないアピール

を実現しており、ローライト環境下での信頼度は非常に高いです。

秋終盤・春の産卵期などスレ個体が多い場面

イカが見慣れたカラーにスレてしまい、派手なカラーでは見切られるようになってきた終盤戦におすすめです。
あるいは、産卵を意識して神経質になっている春イカには、アピール力を抑えたカラーが有効です。

パープルシャドウは

ポイント

  • スレたイカにも警戒されにくい
  • 積極的に見せるけど主張しすぎない

という絶妙な距離感で、イカにアプローチできる数少ないカラーです。

軍艦グリーンとどう違う?正反対の役割

夜間に使うエギとして、もう一つ定番なのが軍艦グリーンです。
どちらも“ナイトエギングに強い”とされますが、その構造や使いどころはまったく逆の性格を持っています。

光量とアピール力の違い

どちらも夜の定番カラーですが、光の強さやアピールの仕方が大きく異なります。まずは「光量とアピール力の違い」をしっかり押さえておきましょう。

比較項目パープルシャドウ軍艦グリーン
発光タイプ控えめ強め
見え方シルエット重視シルエット重視
アピール力弱め強め
得意な場面常夜灯・スレ場ローライト全般

軍艦グリーンは、赤テープでシルエットがはっきりでるカラーです。ローライト全般で有効で、広いエリアをテンポよく探りたいときに向いています。

一方で、赤テープはイカに対してアピールが強いため、スレたイカには控えめなパープルシャドウがオススメです。

使い分けのポイント

最初は、目立って広く探れる軍艦グリーンを使います。釣れないときやイカが警戒しているときは、パープルシャドウに変更します。
この順番を意識するだけで、夜の釣果が大きく変わります。

ポイント

  • 軍艦グリーン:釣り開始時のサーチカラーに最適です。遠くのイカを気づかせることもできます。
  • パープルシャドウ:スレてきたタイミングや、反応がないときに投入します。

最初は光が強くて目立つ軍艦グリーンで広く探ってみます。もし反応がなければ、パープルシャドウに切り替えて静かに誘います
この2本を状況にあわせて使い分けるだけで、釣れるチャンスが広がります。

夜釣りでの基本的な戦い方として覚えておくと便利です。

実釣例に見る対応力の広さ(X投稿引用含む)

このように、X(旧Twitter)などでも、パープルシャドウを使われている方が多くみられ、特に夜の釣果が高いことが見受けられます。

パープルシャドウは廃盤カラー。今はもう手に入らない?

夜釣りの定番として多くのエギンガーに支持されてきたパープルシャドウですが、
現在はすべてのサイズが廃盤となっており、店頭ではほとんど見かけなくなりました。

全サイズが廃盤済み(2025年6月時点)

売り切れ

パープルシャドウは、現在すべてのサイズが廃盤となっています。店頭ではほとんど見かけず、今は小さい釣具屋さんの在庫や中古品を探すしかありません。再販の予定もなく、手に入れるなら「今」がラストチャンスです。

サイズ状況補足
2.5号廃盤市中在庫・中古のみ
3.0号廃盤同上
3.5号廃盤同上
4.0号廃盤同上

今手に入るのは「在庫限り」のみ

現在、フリマサイトにはまだ少量の在庫が見られるものの、

ポイント

  • 高値で取引き
  • 一部号数のみで出品数も少ない
  • 中古でも状態の良い品はすぐに売り切れる

といった状況が続いており、入手難易度は確実に上がっています。

廃盤エギの価格傾向はどうなる?

過去のエギ王シリーズでも、廃盤カラーはのちにプレミア化する傾向があります。

たとえば:

ポイント

  • パープルシャドウ:定価の1.5〜2倍に
  • カジメブラウン:当時定価の4倍に
  • スジエビ:カジメブラウン相当の高値に

人気だったぶん、今ではなかなか手に入りにくくなっています。あとから欲しくなっても、もう売っていないこともあります。
見つけたときに1本だけでも持っておけば安心です。気になっているなら、早めの確保がおすすめです。

後継「マリアナモンスター」登場!

パープルシャドウが廃盤となった現在、注目を集めているのがその後継ともいえる「マリアナモンスター」です。
2025年に新色として発表されたこのモデルは、紫テープを引き継ぎつつ、より進化したデザインが魅力です。

マリアナモンスターの詳細はこちら

紫テープ×差し色のアクセント

マリアナモンスターの最大の特長は、パープルシャドウ譲りの紫テープに、赤色の差し色が加えられている点です。

ポイント

  • 紫テープ → 夜間やスレ場でも違和感を与えにくい
  • 赤色のアクセント → イカの視認性を高める刺激的なカラー

従来のパープルシャドウよりもややアピール強めの設計ですが、それでも派手すぎることはなく、ナイトゲーム・曇天・マズメに強いカラーとして仕上がっています。

使い分けのイメージ

どちらも夜釣り向けの紫テープ系カラーですが、特性が少し違います。場面によって使い分けることで、釣果アップにつながります。
その違いを知ることが、選び方のポイントになります。

ポイント

  • パープルシャドウ:できるだけ目立たせたくないとき(シーズン終盤・スレ対策)
  • マリアナモンスター:やや広範囲にアピールしたいとき(曇天・ナイト全般)

マリアナモンスターは、パープルシャドウの特徴を引き継いだ新モデルです。控えめな発光に加えて、少しだけアピール力が強くなっています。

使い方はほぼ同じですが、より広くイカに気づかせたいときに便利です。迷ったら、両方持っておくと使い分けしやすくなります。

まとめ

エギ王K パープルシャドウは、派手さを抑えながらも、イカに確実にアピールできる絶妙なバランスカラーです。
ナイトゲームにおいては、強く光るエギだけが正解ではありません。イカがスレてきたとき、警戒心が高まっているとき、

あえて控えめに光るという選択肢が釣果を左右することもあるのです。

ポイント

  • 紫テープ×紫ラメ布の組み合わせで、目立ちすぎず自然にアピール
  • 常夜灯下や曇天、マズメなど光量の少ない場面で効果抜群
  • スレた個体にも警戒されにくく、終盤戦や春イカにも強い
  • 全サイズ廃盤済みで、今後は入手困難になる可能性大
  • 後継モデル「マリアナモンスター」との併用で戦略に幅が出る

なかなか釣れない夜、何を投げても反応がない…。そんなときに試してほしいのが、パープルシャドウです。
光りすぎず自然にアピールできるこの1本が、最後の1投でイカのスイッチを入れてくれるかもしれません。

-カラー考察, 選び方・使い方
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