エギングでの釣果を左右する大きなポイントの一つが、エギ選びです。
「どのエギを使えばいいのかわからない…」と迷っていませんか?
今回ご紹介するのは、夜間の釣りで圧倒的な実績を誇る「エギ王K パープルシャドウ」。
初心者でも扱いやすく、上級者にも高く評価されるオールラウンドエギです。
この記事では、そんなパープルシャドウの基本スペックや特徴、効果的なシチュエーションを詳しくご紹介します。廃盤となった今でも根強い人気の理由を徹底解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください!
エギ王K パープルシャドウとは


基本スペック

パープルシャドウの紹介です
項目 | 仕様 |
モデル | エギ王K |
カラー | 008 パープルシャドウ |
サイズ | 2.5号、3.0号、3.5号 |
重量 | 11g、16g、22g |
沈下速度 | 約5秒/m、約3秒/m、約3秒/m |
タイプ | ノーマル、シャロー、スーパーシャロー |
ボディ下地(テープ) | 紫テープ |
カラー(布) | ラメ布 |
パッケージ


エギ王Kの特徴
1. 飛距離とキャスト
エギ王Kは優れた空力設計により抜群の飛距離を誇ります。これにより、広範囲を探ることができ、サーフや磯場などのポイント攻略に有利です。
2. 安定したフォール姿勢と自然な誘い
エギ王Kのフォール姿勢は非常に安定しており、自然な動きでイカにアピールします。
また、しゃくり上げた後の安定したフォールがイカを魅了し、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
3. イカの活性を高める
エギ王K本体の絶妙な設計がイカの警戒心を解くことで釣果につながります。
特にハイドロフィンによる安定したフォルムがエギ王Kの特徴です。
パープルシャドウの特徴
パープルシャドウは紫テープと紫ラメ布でイカを魅了します。
1. 紫テープの効果とは
紫色を基調とした落ち着いたカラーで、イカに違和感を与えにくいのが特徴です。
夜間や光の少ない状況では、水中で自然なシルエットを作りやすく、イカの捕食本能を刺激します。
2. 紫のラメ布
紫のラメ布は、濁り潮や深場で高いアピール力を発揮します。シルエットがはっきり出るため、イカにしっかり存在を気づかせることができます。また、派手すぎない色合いはスレたイカにも効果的です。
効果的なシチュエーション
夜間に特に効果を発揮するのが大きな特徴です。具体的には、次のようなシチュエーションで実力を発揮します。
- 紫外線が海に入らないマズメ・夜間
- 夜間でも濁りが発生している状況
- スレたイカが多いポイント
軍艦グリーンとの違いは?
夜に有効的なエギといえば軍艦グリーンがあります。そんな軍艦グリーンとの違いをご紹介します。
スレイカに効果的
軍艦グリーンのように 強く光る派手なカラー は、警戒心の強いイカにはプレッシャーを与えてしまうことがあります。
そんなときに効果を発揮するのが、 控えめに光るパープルシャドウ です。特に 秋の終盤や春の産卵期など、イカが神経質になっている状況 では、 目立ちすぎないカラーのほうが逆に釣れる ことがあります。
ただし、パープルシャドウは光の強さが控えめなぶん、 広い範囲のイカにアピールする力はやや弱め。
遠くまで見せて誘うには、 発光が強い軍艦グリーンの方が適しています。遠投や広範囲をテンポよく探る場面では、パープルシャドウは少し不利になることもあるため、使い分けが大切です。
入手が困難?
そんなオールラウンダーモデルのパープルシャドウですが、全てのサイズが廃盤となっています。
元々、紫テープのモデルは夜の釣果実績が高く、その中でもパープルシャドウは大人気のエギでした。
そのため、廃盤後も多くの方が在庫品を購入しているため、大手釣具屋やネットショップでは購入が難しい状況です。ただ、小さい釣具屋には案外残っていたりするので、訪問してみるのも良いかもしれないです。
一方、軍艦グリーンは現在も販売しており、容易に入手することは可能です。
後継品が発売
パープルシャドウは廃盤となりましたが、2025年1月に紫テープの後継品となるマリアナモンスターが発表されました。このマリアナモンスターはパープルシャドウの特徴を引き継ぎつつ、蛍光色の差し色を追加した注目の新作です。
結論:夜間や低光量時に活躍するエギ
パープルシャドウは、夜間や光量の少ない時間帯に活躍するオールラウンダーです。
軍艦グリーンのような強い発光とは対照的に、控えめなアピールでスレたイカをじっくり誘うのが特徴。
現在は廃盤となっていますが、後継モデルとして「マリアナモンスター」が登場しています。廃盤品を探して使うのも、新作で新たな釣果を狙うのもおすすめ。ぜひ、あなたの釣行スタイルに合わせた1本を選んでみてください!