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エギ王K ケイムライワシは釣れる?使い方と実釣効果を徹底解説

2025年6月21日

エギ王Kの中でも、派手さを抑えたリアル系ナチュラルカラーとして絶妙な存在感を放つのがケイムライワシです。
イワシ柄×透けるケイムラボディという独自構成は、澄み潮・日中・スレ場などで他のエギには真似できない釣れ方を実現しています。

しかも今では3.5号のみが流通し、このまま廃盤になることは間違い無いです。

本記事では、その特性・強み・他カラーとの違いを徹底解説し、なぜ今こそ手にすべき1本なのか?を解説していきます。

ケイムライワシとは?釣れる?

エギ王K ケイムライワシ

ケイムライワシは一見すると派手さがなく、ケイムラボディとイワシカラーの布組合せで、地味で印象に残りにくいカラーですが、実はスレた状況・澄み潮・ベイト接岸といった条件で絶大な効果を発揮する1本になっています
イワシカラーを含むナチュラル系カラーは、一定の人気があり、エギンガーの中でもナチュラル系しか使わない方もいます。
古来より非常に釣果実績が高いカラーになっています。

ベイトフィッシュの代表格であるイワシを模したカラー。イワシの艶めかしさとケイムラボディの透け感がイカを狂わす。
引用:YAMASHITA

イワシ柄のリアルペイント

ケイムライワシの背面には、実在するイワシの模様に極めて近いリアルグラデーションのドット模様が施されています。

この模様は、

  • 本物のイワシが見せる背中の光沢
  • 群れで泳ぐときのフラッシング効果

を意識して設計されたもの。水中での自然な見え方を重視しており、他のカラーにはない「実在感」があるのが最大の特長です。

イカはシルエットで獲物を識別する生き物ですが、「餌っぽくないもの=違和感がある」と判断すると抱いてきません。ケイムライワシはその点、“本物に近い”ことで警戒心を抑えるアプローチができる数少ないカラーです。

ケイムラボディによる発光

出典:YAMASHITA

ボディには紫外線に反応して青白く発光するケイムラ素材が採用されています。これはいわゆる夜光(グロー)とは異なり、光を“蓄える”のではなく、常に外部からの紫外線を受けて発光するタイプです。

この特性により、

  • 晴天に加え、曇天や朝マヅメでも発光
  • 光源がなければ発光せず、夜間は控えめ

という“自動調光的な発光スタイル”になります。

つまり、イカにだけ「ほどよく見える」絶妙な存在感を維持できるのが、ケイムライワシのケイムラ構造なのです。

ケイムラの詳細はこちら

地味だけど、実は「イカにだけ見える」

一見するとこのカラー、他の人気カラー(ムラムラチェリーやオラオラマンゴーなど)と比べて地味に見えるかもしれません。しかしこれは“人間の目にそう見えるだけ”。

実際には、

  • 紫外線下ではほんのり青白く発光
  • 背中の模様が獲物らしい揺らぎを演出
  • 透過性のあるボディが背景と馴染む

この三拍子により、イカにとっては明らかに“見えるし、気になる”存在になっています。
その結果、「他のエギは見切られるけど、これだけは抱いてくる」という場面がしばしば起こるのです。

控えめな布地の発色も“気づかれない武器”

加えて、ケイムライワシに使われている布地はいわゆる“ナチュラル布”で、過度なラメやホログラムは施されていません。水中でギラつかず、あくまで自然な発光に留まる仕上がりです。

これが、以下のような環境に非常にフィットします。

ポイント

  • 澄み潮(透明度が高い海)
  • スレた個体(見慣れたカラーに無反応)
  • 日中の明るい時間帯(光の干渉が強い)

つまり、「気づかれすぎない」というのが逆に武器となり、“空気のように馴染む”ナチュラルエギとしてのポテンシャルを引き出しています。

効果的なシチュエーション

ケイムライワシは、どんな状況でも万能に使えるというよりも、「特定の条件で突出して強い」タイプのカラーです。
実釣例やフィールド特性を踏まえながら、どんな状況でケイムライワシが“刺さる”のかを詳しく解説します。

①澄み潮 × 晴天 × 日中

ケイムライワシの最大の強みは、強い太陽光の下でも「自然に見える」ことです。

晴天+澄み潮という条件は、一見すると釣り日和に思えますが、イカの警戒心が最も高まる時間帯でもあります。そんな中で、以下のような派手カラーは逆効果になることもあります。

Bad

  • 金テープ → 光が反射しすぎて違和感を与える
  • ピンク布 → 強すぎるカラーでスレる
  • 夜光 → 発光しすぎてイカに避けられる

一方、ケイムライワシは

Good

  • 紫外線下でほんのり青白く発光
  • 背中のイワシ模様が自然に揺れる
  • ラメ無しのナチュラル布でギラつかない

という構造により、あくまで自然に、でもしっかりと存在をアピールできるため、日中の澄潮攻略においては抜群の適性を持ちます。

②プレッシャーの高いスレ場

週末や連休、人気ポイントではイカがエギの色を見飽きている状態になっていることがよくあります。
こうした状況では、視認性の高いカラーや高アピールの布地を持つエギはむしろ逆効果になりやすく、見切られてしまうケースも多いです。

ケイムライワシは、そんな場面で最後の切り札になることがあります。

Good

  • 派手さゼロ → 警戒心を与えない
  • 他のエギと見た目が違う → 新鮮味がある
  • スッと漂う透け感 → 違和感がない

これらの要素が揃うことで、「他のエギには反応しなかったイカが抱いてきた」という再現性のある逆転劇が実現できるのです。

③ベイトが確認できる

イカは基本的に、目の前に「今まさに狙っていたベイト(小魚)」が来たら、条件反射的に抱いてきます。
つまり、リアルな小魚に見えるかどうか=釣果に直結するということ。

ケイムライワシの最大の強みは、まさにこの「ベイトフィッシュとしての完成度の高さ」です。

Good

  • 背中のドット模様 → イワシの再現度高
  • ボディの透け感 → 水の中で生命感を演出
  • ナチュラルな沈下姿勢 → リアルベイトに見える

これにより、朝マヅメや夕マヅメにアジやイワシが岸近くに寄ったタイミングで投げると擬似餌として機能します。

ケイムライワシの適性まとめ

ケイムライワシは、あらゆる場面で使える万能型というよりも、条件がハマったときに最大限の効果を発揮する特化型カラーです。
特に澄潮やスレ場といった「釣れにくい状況」において、他のカラーにはない安定感を見せるのが大きな魅力です。

条件おすすめ
澄み潮 × 晴天 × 日中◎ 非常におすすめ
スレた釣り場○ おすすめ
ベイト接岸時○ おすすめ
曇天・濁り潮△ 発光量が控えめなため他カラー推奨
夜釣り(常夜灯なし)× ケイムラ発光ができないため他カラー推奨

実釣例に見る対応力の広さ(X投稿引用含む)

このように、X(旧Twitter)などでも、日中にケイムライワシを使っているケースが多くみられ、秋イカだけでなく春イカの釣果も高いことが見受けられます。

他のケイムラ系との違い

ケイムライワシはケイムラボディ×ナチュラル布という組み合わせのカラーです。同じケイムラ系でも、ムラムラチェリーブルーポーションのように布や色の構成が異なることで、アピール力・見え方・向いているシチュエーションが大きく違ってきます

代表的なケイムラ系2色との比較を通じて、「ケイムライワシの立ち位置はどこか?」を視覚的に整理していきます。

ムラムラチェリーとの比較

比較項目ケイムライワシムラムラチェリー
ボディケイムラケイムラ
布色ナチュラルピンク
アピール力控えめ強め
視認性低め(自然)高め(人にも見える)
向いている場面澄み潮・スレ場・ベイト接岸曇天・夜間・濁り潮・ナイトエギング

ムラムラチェリーは、ケイムラボディに加えてピンク布が特徴の「高視認性ケイムラカラー」です。ローライトや濁り潮といった状況でもしっかり目立つので、「どこにあるか目視しやすい」「広範囲にアピールしたい」という時に重宝されます。

一方、ケイムライワシはアピールしすぎず、むしろ「水に溶けるような存在でアプローチします。これは、「見せて抱かせる」ではなく「気づかれずに馴染んで抱かせる」カラーだと言えます。

使い分け

  • ムラムラチェリー:最初に投げる1本
  • ケイムライワシ:スレた状況で使う後半の1本
ムラムラチェリーの詳細はこちら

ブルーポーションとの比較

比較項目ケイムライワシブルーポーション
ボディケイムラ(透け)ケイムラ(ラメ入り)
布色ナチュラル青系+ラメ布
アピール力弱め普通
向いている時間帯晴天・日中晴天・日中
使い分け澄潮・ベイト接岸時澄潮・やや濁っている状況

ブルーポーションは青色布+ラメ布の組み合わせで、ケイムラの中でも「寒色系のアピールカラー」という立ち位置です。光を受けると青色のラメがしっかり目立つため、澄潮だけでなく、やや濁った海でも力を発揮します。「アピール気味に攻めたい時」に使うと良いです。

ケイムライワシとは真逆で、「ナチュラル攻めたい時」に使うとちょうど良い中間的な存在です。

使い分け

  • ブルーポーション:透明すぎず適度にアピールしたいとき
  • ケイムライワシ:とことんナチュラルに見せたいとき
ブルーポーションの詳細はこちら

ケイムライワシは廃盤?

ここまでケイムライワシの特性や魅力について深掘りしてきましたが、現在の販売状況と今だからこそ手に入るという事実についてお知らせしておきます。

すでに2.5号・3.0号は廃盤

現時点(2025年6月)のケイムライワシの在庫状況は、現在以下の通りです。

サイズ状況備考
2.5号廃盤済み入手困難(在庫および中古市場のみ)
3.0号廃盤済み同上
3.5号市中に流通中多くのショップで販売継続中
4.0号廃盤済み入手困難(在庫および中古市場のみ)

公式サイトでも、

※3.5号のみのサイズ展開としております。

と記載されており、2.5号および3.0号は廃盤であることがわかります。

■ 現在購入できるのは「在庫限り」のみ

売り切れ

2025年6月時点で、楽天・Amazon・一部の実店舗ではまだ3.5号の在庫が確認できます。ただし、

ポイント

  • 取り扱う店舗数は徐々に減少
  • セール対象外、定価販売がほとんど
  • プレ値で販売されるケース有り

という傾向が見られ、「買おうと思って探したら、もうなかった」という事態が近づいているのは確かです。

廃盤カラーの価格推移は明確な傾向がある

過去にも、

廃盤後の価格変動

  • パープルシャドウ:定価の1.5〜2倍に
  • カジメブラウン:当時定価の4倍に
  • スジエビ:カジメブラウン相当の高値に

こうしたカラーは、終売後に中古でしか買えないうえに価格が高騰という状態になることが多く、ケイムライワシも同じ道を辿る可能性は非常に高いです。

とりあえず1本持っておく」だけで安心感が違う

チェック

  • デイゲーム用のナチュラルカラーを1本持っておきたい
  • リアルカラーを1本ストックしたい
  • 廃盤前に新品を適正価格で買っておきたい

そう思う人にとって、今なら定価で、しかも新品で、試せる状況がまだあるというのは非常に貴重です。

まとめ

ケイムライワシは、エギ王Kシリーズの中でも派手さがなく、目立ちにくい存在かもしれません。
しかしその実力は、スレた釣り場や澄み潮、ベイト接岸といった特定の条件下で光り、“他のエギにはできない釣らせ方”ができる唯一のカラーです。

ポイント

  • イワシ柄のリアルな模様で、ベイトフィッシュに限りなく近い
  • ケイムラボディの透け感が、日中や澄潮でも自然に存在をアピール
  • ナチュラル布により、ギラつかずイカに警戒されにくい
  • “見せない”という戦略で、見切られたイカにも口を使わせる
  • 35号は今でも新品で購入が可能!

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