アフィリエイト広告を利用しています シリーズ考察

【初心者にもおすすめ】エギ王TR ティップラン専用エギのオススメ3選

2025年6月18日

ティップランで迷ったら"エギ王TR"

ティップラン専用エギの代表格として知られる「エギ王TR」。エギ王TRは、YAMASHITAがティップラン専用として設計したエギです。「TR=Tip Run」の頭文字で、船からの流し釣法に適した設計がなされています。
しかし、普段ショアエギングをしている人にとっては、

  • エギ王KやLIVEと何が違うの?
  • エギ王TRってどう選べばいいの?

と感じることも多いのではないでしょうか。

本記事では、エギ王TRの構造やサイズ展開、カラーバリエーションを整理し、これからティップランに挑戦する人がエギ王TR選びやすくなる」ことを目的に解説していきます。

ティップランが初めてで「どんな釣りなの?」と感じている方は、こちらの記事で基本から分かりやすく解説しています👇

ティップランについて解説

水深や潮流に対応する“着底重視”の設計

ティップランでは水深10〜30m以上のエリアを狙うことが一般的なため、フォールスピードや着底姿勢が非常に重要になります。

エギ王TRは専用のセンターウエイト構造により、沈みすぎず、なおかつ底を正確に取れる設計が施されています。
着底時も水平に近い姿勢をキープし、アオリイカに違和感を与えにくいのが特長です。

サイズは2種類|3号と3.5号

エギ王TRのラインナップは、以下の2サイズに分かれています。
重さの違いは水深や潮の速さに応じて使い分けるのが基本で、比較的浅場や潮の緩い日には3号、深場や流れが速い状況では3.5号が選ばれます。

サイズ重さシチュエーション
3号21g浅場や潮が緩い
3.5号27g深場や潮が早い

TRにしかないカラーが存在するのも特長のひとつ

様々なエギ

エギ王TRには、TRシリーズ専用のカラーバリエーションも用意されています。同じYAMASHITA製でも、エギ王KやLIVEには存在しない「TRだけの色」があるのが特徴で、この点も購入時に混乱しやすいポイントの一つです。
例えばカジメブラウンはエギ王Kで廃盤となりましたが、エギ王TRでは新色として2024年に追加されています。

廃盤エギについてはこちら

ショア用エギとエギ王TRの違い

ティップラン用の「エギ王TR」は、堤防や磯から行うショアエギングで使うエギと比べて、構造や使い方が大きく異なります。
ここではその主な違いを3つのポイントで整理します。

水深と潮流への対応力

ショアエギング用のエギ(例:エギ王KやLIVE)は、沈下スピードが「約2.5〜3.5秒/m」の設計が主流です。
一方、エギ王TRはフォールスピードが速く、水深10〜30m超のポイントに素早く到達できる重さと形状になっています。

船からのティップランでは、着底の速さと明確さが最重要になるため、この違いは本質的です。

重心設計と安定性

ハイドロシンカー
ハイドロボディ

出典:YAMASHITA

エギ王TRは、重心がセンター寄りで、落下時・着底時に水平姿勢をキープするよう設計されています。
これはティップランにおいて、フォール中や着底直後でもイカに違和感を与えず誘い続けるための工夫です。

ショア用エギは、ドリフトやステイを重視するモデルが多く、姿勢安定よりも自然なフォールや移動距離の調整を重視しています。

使用環境がまったく異なる

ショアエギングは堤防や磯からのキャストを前提とした釣りで、風・潮の影響がダイレクトに出やすい一方、ティップランはボートでのドテラ流し(船が流される方向に任せる釣り方)が基本で、糸が立ちやすい状況を作れるのが特徴です。

このため、使用するタックル・エギ・釣り方そのものが異なるという前提を理解しておくことが重要です。

ティップランで釣れる!エギ王TRのおすすめカラーパターン

エギ王TRシリーズには、多彩なカラーと布・下地の組み合わせが存在します。
ここでは、ティップランにおける代表的な構成パターンと、それぞれに該当する実在カラー例を紹介します。
状況や光量に合わせた選択の参考にしてください。

カラーパターンと特徴

系統特徴実際のカラー名(TR)
ナチュラル系小魚ベイトに似せたい時。澄み潮やスレに強いコハダフラッシュ、金アジ
赤下地太陽光が無い早朝や夜間に強いカジメブラウン、軍艦グリーン
ケイムラ系弱光下で紫外線に反応。深場・曇天で発揮ケイムラピンク、ケイムラブルー
金下地どのような状況にも合わせやすい万能型グリーンゴールド、オレンジゴールド

上記の分類は、主に下地の色できまります。釣行前に翌日の「天気」「潮の状況」を把握すると同時に、釣行の際には「潮の濁り」「天気」「水深」をもとにこの表を参照することで、カラー選びの精度が上がります

どのカラーがどんなシーンで効くのか?

晴天・澄み潮・日中

透明度の高い澄み潮では、イカがエギをじっくり観察しやすくなり、派手な色や強すぎるアピールは逆効果になることもあります
そんなときは、水に馴染みやすいナチュラルな布や落ち着いた下地の組み合わせが有効。
違和感を与えず、自然にイカの視界に入るような配色が好まれます。
代表的なカラーは「金アジ」「カジメブラウン」など。どちらも控えめな発色で、見せすぎずに誘うスタイルに最適です。

曇天・濁り潮・風あり

ポイント

天気が悪く、潮が濁っていたり風の影響で波立っている日は、エギの視認性が大きく落ちます
こうした状況では、ラメ布などの反射素材や金下地を用いたカラーが、海中で存在感を出しやすく、遠くからイカを引き寄せてくれます
おすすめは「パープルパープル」「グリーンゴールド」
どちらも光を拡散する力が強く、濁り潮の中でもしっかりアピールしてくれるため、活性の高い個体に一撃を狙えます。

朝夕マズメ・ディープエリア(15〜30m以上)

ポイント

光量が限られるマズメ時やディープエリアでは、自然光が届きにくいため、通常の布や下地では見えにくくなってしまいます
そんなとき頼りになるのが、紫外線で発光するケイムラ系のカラー。水中でほのかに光りながらイカの視界に入ってくるため、薄暗い中でも確実に存在を知らせることができます
「ケイムラブルー」「ミステリーパープル」は、そういった環境にマッチした実績あるカラー。とくにディープエリアでは、紫外線にだけ反応するアピールが効くことが多いです。

イカの反応が渋い・スレている時

プレッシャーがかかった状況や、何度もエギが入ったポイントでは、イカが警戒して抱いてこなくなることがあります。
こうしたときは、アピールを抑えた“ナチュラルアプローチ”が基本です。
水に馴染む色合いや、控えめな下地の組み合わせで違和感を消すことで、スローに誘ってイカの好奇心を刺激します。
「金アジ」などのナチュラル布+金下地カラーは、ベイトに近い自然な光り方で信頼感が高く、
また「パープルパープル」のような落ち着いた色合いも、警戒心の強いイカに効果的です。

このように「天候・潮の色・時間帯」に合わせて適切なカラーを選べば、
釣果アップはもちろん、無駄なキャストを減らすことにもつながります。

初心者はまずこの3本!
ティップランで使いやすい定番カラー

ティップランを始めるとき、どのエギを選べばいいか迷うのは当然です。
そこで今回は、エギ王TRの中で、実績と汎用性を兼ね備えた「最初の3本」を紹介します。

それぞれ異なるタイプのカラーを持っておくことで、光量・水色・時間帯などさまざまな状況に対応できます。

カジメブラウン(ベーシック布 × 赤下地)

057 カジメブラウン

出典:YAMASHITA

ディープエリア・濁り潮・ローライトの状況で活躍する定番カラー。

赤下地によるシルエット効果でアピール力がありつつ、ブラウンの背色が水に溶け込んでナチュラルに誘えます。

「派手すぎるカラーでは食わない」状況でも効果を発揮し、目立ちすぎない存在感でスレイカに強いのが特徴です。

ティップラン初心者でも安心して使える、バランスの取れた一本です。

ケイムラピンク(ラメ布 × ケイムラ下地)

059 ケイムラピンク

出典:YAMASHITA

ケイムラ下地にピンク背色を合わせた構成で、澄み潮はもちろん、笹濁りのような中間的な水色でも高い実績があります。

紫外線に反応して発光するケイムラボディは、光量が少ない状況でも存在感を発揮。

特に朝マヅメや曇天時、水深のあるポイントで効果を発揮する“使い勝手の良いカラー”です。

ラメ布のきらめきとピンクの視認性も相まって、広範囲にアピールしやすい万能選手といえます。

パープルパープル(ベーシック布 × 紫下地)

パープルパープル

出典:YAMASHITA

「シーンを選ばず活躍する大人気カラー」として公式でも紹介されるほどの信頼感。

紫系の下地はイカに違和感を与えにくく、それでいてシルエットをしっかり残す特徴があります。

澄み潮・ディープエリア・晴天時など、さまざまな状況に対応できるため、迷ったときの一本として最適

まずはこのパープルで様子を見る、という使い方もできる汎用性の高いカラーです。

上記3本を持っておくことで、明るい日中から薄暗い朝夕、澄んだ海から濁りのある場面まで、ティップラン初心者が直面する多くのシチュエーションに対応できます。

それぞれの特性を把握しながら使い分けることで、釣果への近道になります。

エギ王TRの釣果情報をXからチェック

ティップラン専用設計のエギ王TR。とはいえ、「本当に釣れているの?」と気になる方も多いはずです。
ここでは、X(旧Twitter)上で実際に投稿された釣果ツイートをもとに、エギ王TRのリアルな使用シーンや実績を紹介します。

ティップランを始めるなら、まずは“構造”と“基本の3本”を知ろう

ティップランは、ショアエギングとは異なる釣法です。フォール姿勢や水中での安定感が釣果に直結するこの世界で、エギ王TRは専用設計ならではの信頼性を持っています。

TR専用のエギを知ることがスタートライン

エギ王TRは「動かずに泳ぐ」を実現するために、シンカー・ボディ形状・フィン構造など、細部まで工夫された設計になっています。
これにより、船のドテラ流しの中でもピタッと止まる“食わせの間”を演出でます。

最初の3本は「場面が違う=役割が違う」から選ぶ

様々なモデル

初心者が1本で万能を求めるのは難しいですが、異なる特性を持つ3本を揃えれば対応力は大きく上がります。

ポイント

・カジメブラウン → ナチュラル寄り+ローライト・濁り潮向け
・ケイムラピンク → 紫外線下でアピール+マズメ・中間的な水色
・パープルパープル → シーンを選ばず使える万能型

カジメブラウン
ケイムラピンク
パープルパープル

出典:YAMASHITA

この3本をベースに、「今日は何色が効くか?」を考えるクセがつくことで、ティップランの楽しさと深さが見えてきます。

使うべきエギを理解すれば釣果に繋がる

釣れる・釣れないはその日の状況次第。でも、

「釣り場の状況や条件に応じて、カラーを選択する」

という組み立てが明確になれば、ティップランでの釣果は必ず上向きになると思います。

まずは自分のフィールドや釣行タイミングに合う3本から始めてみてください。

必要なのは“万能な1本”ではなく、“役割の違う3本”。

エギ王TRは、その第一歩をしっかり支えてくれるシリーズになっています!

おすすめ記事

エヴァンゲリオン 1

2025年6月、EVANGELIONと釣具ブランドDRESSの衝撃コラボが実現!初号機・2号機をモチーフにしたマグパタとマグQが完全予約・数量限定で登場しました。既存の製品を流用し、エヴァの世界観を完 ...

エギ王シリーズ 2

エギ王シリーズには 「K」「LIVE」「TR」「Search」 など複数のモデルが展開されており、それぞれの 得意分野が大きく異なります。また、号数についても  ...

売り切れ 3

エギ王を長く使っていると、ふとした瞬間に気づくことがある。「あのカラー、最近見かけないな……?」という違和感だ。 釣具店にも置いてない。ネットショップでも取り扱い終了。公式サイトを見ても、跡形もなく消 ...

-シリーズ考察
-, , , , ,